悪質な買取チラシについて
バイクの買取チラシは無視しましょう
「あなたのバイク〇円で買取ります」というチラシを愛車に貼られたことはないでしょうか?
バイクの買取や査定価格をチラシとして貼り付ける行為は中古バイクの公正な流通を促進する中古二輪自動車流通協会で禁止されています。
これらの行為は法的にいうと訪問買取を規制する特定商取引法の不招請勧誘の禁止に該当します。私有地(自宅や共同住宅の駐車場)への違法侵入となり、問題のある行為です。
もしも、このようなチラシが貼られた場合は無視しましょう。何度も貼られる場合は消費者センターと警察に相談しましょう。
また、チラシを貼る人物を見かけた場合、声をかけるのは危険なので即警察へ通報してください。
国や警察へ相談することでデータベース化され悪質な業者は特定され処分を受ける対象となるので、面倒かもしれませんがよろしくお願いします。
文句をいおうとチラシに書いていある番号に電話すると、嫌がらせや罵声を浴びせられた事例もあります。これらの業者は、このような迷惑行為とわかってやっているため、バイクを売却すると後々トラブルになってしまうことが多いようです。
事例としては、
- 売却したがお金が振り込まれなかった
- 売却後、難癖をつけられて減額させられた
- 売却したのに5月に納税通知書が届いた
などがあります。こういったトラブルにあわないためにチラシの業者にはバイクを売らないようにしましょう。
不用品の買取業者でもバイクを引き取ってもらったらナンバーが返納されないトラブルもありますので、バイクの処分はバイク店へ依頼するようにしてください。
窃盗の危険性も
張り紙を貼られた次の日に窃盗被害にあった例もあります。目立つところにあえて貼って、張り紙が放置されていることを確認し盗むという手口のようです。
見つけたらすぐにはがすようにしたいのですが、普段は乗らない場合は気づかないこともありえます。
バイクに乗ろうとしてバイクがないという事態になっては悔やんでも悔やみきれません。私有地であってもバイクを地球ロックして、警報機や監視カメラなどを設置するなどセキュリティには気をつけてください。
駐車する場所が人通りの少ないところだと盗難に遭いやすいので場所を変えることも大切です。
バイクに買取チラシが貼られていたら、違法業者がこのバイクを狙っていると思ってください。チラシを見つけたらいつも以上に警戒し、消費者センターと警察に相談しておきましょう。