コロナ禍でのバイクの需要について
2020年に世界中で大流行した新型コロナウイルスはさまざまな影響をもたらしました。感染防止のため密をさけるため、テレワークや大人数での会食は控えるといった動きが続いています。そんな中、バイク市場でも大きな動きがありました。
コロナ禍によるバイク市場への影響
感染拡大を抑えるため、特に都市部ではバスや電車といった公共機関がさけられるようになり、自転車やバイクを交通手段に選ぶ人が増加しました。また、デリバリー業者の増加によりバイクの需要が増えています。意外に原付よりも車検が不要で高速道路も利用できる125ccから250ccの軽二輪車が好調です。主な理由としてはホンダADV150やレブル250、ヤマハセロー、スズキVストローム250の好調な売れ行きを維持しています。通勤手段というより趣味性の高いバイクが人気のようです。
一方、バイクを手放す人も出てきて、400ccクラスのバイクはいい個体が集まっています。高価買取も可能なので、売りたい人は手放してもよい時期ではないでしょうか。
参照▶バイク買取|中古バイクの買取ならバイクワン
バイクのリスクについて
屋外で排出されたウイルスはすぐに飛散するため、リスクはほぼありません。一方、バイクや自転車による交通事故が増えています。外出自粛により交通量が減少し速度を出しやすい環境が続いているからとみられています。特にバイクは速度の出しすぎに注意したいところです。
コロナ禍での中古バイク探しについて
バイク需要の伸びからできるだけ安く購入する手段としては中古バイク店があります。
多くの中古バイク店では、感染対策が徹底して行われています。しかし、多くの人が訪れるバイク店の場合、ハンドルやシートは触れられる部分のため注意が必要です。
感染のリスクを考えるなら、自衛手段として除菌ティッシュを持参し、店員に断ったうえで消毒してください。
また、混雑する時間をさけ、できれば平日に利用することをおすすめします。平日であればお店自体が空いているため、バイクをじっくりみられます。
特に春から夏にかけて中古バイクの需要が伸びる時期です。感染リスクをさけるため早めの購入をおすすめします。
その他の購入手段としてネットオークションやフリマアプリを利用しての個人売買があります。しかし、程度がわからない状態での購入はリスクがあるため、個人売買はおすすめできません。
バイクの需要がピークだった1982年の300万台から40万台に縮小したバイク市場でしたが、上向きになってきました。これからも同じ状態が続くのか注目です。