機動性を高めるレーサーカスタム

スーパースポーツのカスタムについて

バイクのカスタムにはまると、お金がいくらっても足りないといわれますが、これは事実です。
しかし、普段通勤や通学の足にしか使わない方は別にして、ツーリングを趣味にするなら、どうしてもカスタムの話しは、切っても切り離せないものなんです。
というのも、仲間内で話題に上ることが多いのが、やはりカスタムの話しだからです。

実際に自分の愛車をカスタマイズし、自慢げに説明される方も多く、そのうち自然に感化され、自分もやってみたいという気持ちにさせられるものです。
しかし、本格的なカスタムは費用が大変。そこで今回は、中古バイクを視野に入れ、レーサーカスタムを目指すというお話です。

こんなに変るレース系カスタム

私たちが日常、お洒落に決めて、お出かけすることはよくあります。
高級服を身にまとい、センスの良いお洒落は、人間性も引き上げてくれるもの。
バイクのカスタムも同様で、友人からダサいと言われた自慢の愛車でも、その友人を納得させるカスタマイズにする事も可能なんです。
レース系カスタムは、バイクの雰囲気ががらりと変わるものです。

特にイメージを変えやすいのは、カウルの装着です。
アンダーカウルも同様に、マシンが大きくバンクする際にとても目立つものです。
レースマシンでは、アンダーカウルに、スポンサー名を入れることもあり、人気のマシンなら、社外カウルも販売されていることがあります。

機動性を高めるにはこんなカスタム

前項では、バイクの容姿のカスタムに、非常に有効なカウルのことをご説明しました。
同様に、次は機動性を高めるカスタマイズを、各項目ごとに説明しておきましょう。

『カウル類』
・見た目だけでなく、防風効果や雨にも強い
『マフラー』
・レース系カスタムなら、ショートタイプ一択で、軽量化やサウンドも楽しめる
『ステップ』
・一見く必要性に関係ないようだが、シフトやブレーキ操作が楽になり、オリジナルパーツも豊富
『サスペンション』
・リプレースサスはあまりにも有名、各種調整機構が充実したタイプなら、幅広い状況で対応可能
『リヤセクション』
・レース系カスタムなら、スタンド用のフックやスライダーにもこだわりたい
『ホイール』
・アルミ鍛造タイプより、高級感のあるリプレイスホイールがおすすめ

おすすめのベース車

『ホンダ CBR600RR SP・2008年モデル』
・SPはスペシャルエディションの事で、期間限定受注生産のモデルとして発表されたタイプです。
コアなマニア向けで、MotoGP参戦の「チームKONICA MINOLTA Honda」のチームマシンカラーリングを施したマシン。
排気量599㏄、重量は驚きの187kgで、中古市場の参考価格は79.5万円程度です。

『ヤマハ YZF-R1・2012年モデル』
・レースベース車ならこれがおすすめ。
公道は走ることができないが、年式はまだまだ新しくそのままレースに流用できます。
GPファンなら、よだれが出るほどレアで、WGP50周年を記念して登場したマシンです。
排気量997.7㏄、中古市場の参考価格は、120.5万円程度が目安です。