バイク店の選び方 メカニック編
中古バイクを購入する場合、バイク選びと同じく重要なのがバイク店選びです。バイクは高価な買い物なので信頼できるお店で購入したいのでは?
今回はバイク店でチェックしたいポイントについて解説します。
整備士資格を持っているか
バイク店は整備士の資格がなくても始められます。必要な資格が古物商だからです。できる範囲は限られますが、そのため実際に整備士資格を持っていない人がメンテナンスをするバイク店も存在します。バイクは機械です。ボルトが1本なかっただけでも簡単に壊れたりします。整備士の資格を持っていない人に任せるのは不安ですよね。
整備士の資格や公取協の加盟、認証工場の取得有無は見える場所に掲示されています。まずはそのことをチェックしましょう。
整備士がいたらOKではありません。自分の仕事にいい加減な整備士はいないとは思いますが、仕事ができない整備士はいます。
資格を持っていれば整備士になれるので、人によるとしかいいようがありません。そのような整備士に当たらないためにもバイク店選びは大切というわけです。
見分け方としてはどのような整備を行ったのか理詰めで説明できるかです。
状況にもよりますが、説明があやふやだったり、まったくなかったりしたら質問してみてください。プロであるなら自分の仕事に誇りと自信を持っています。質問された場合、明確に答えられるのではないでしょうか。あやふやな回答をされた場合、疑ったほうがいいでしょう。
バイクのメンテナンスをお願いする=自分の命を預けるといっても過言ではありません。整備士のスキルもチェックするようにしましょう。
店内や整備スペースが整理されているか
店内が明るく整理されているかを見てみましょう。お客さんが見られるところをキレイにしていないバイク店は入りにくいはずです。展示車両がほこりをかぶっているような場合、利用している人がいないと予測できます。
腕の良い整備士ほど仕事がしやすいように整理整頓ができています。整備スペースが見られるならチェックしてみてください。中にはパーツや工具が散乱しているバイク店があります。このようなところはやめておいたほうがいいでしょう。
最後は人柄
長くつきあっていくのなら、バイク店のスタッフの人柄がよいか、親身になってくるかが大切になってきます。トラブルが起こった場合、相談しやすいバイク店だと長くつきあっていけるでしょう。人によってあう、あわないもありますので、実際にコミュニケーションを取って判断してみてください。